【3】恋はデジャ・ブ
こんにちは、無人島です。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します!
今年最初は、甘口映画レビューをしてみたいと思います!
恋はデジャ・ブ(原題: Groundhog Day)
1993年 アメリカ 101分
ビル・マーレイ主演
この映画は、大学の時に取っていた講義の中で1本丸ごと見た作品です。
定額制で映画見放題の某サービスで、1ヶ月無料体験期間中だったので、久しぶりに鑑賞しました。
この映画は、一言で表すと
全く同じ日を永遠に繰り返す男の、不思議な物語
です!
私は、そこまで映画に詳しくないので、役者や映画関連の話はほとんど分からないのですが、『分かりやすくて面白い映画』が好きな方にはハマる映画だと思います。
個人的には、とても好きな映画です。
・登場人物が多過ぎて整理できない
・シリーズが長期化し過ぎてついていけない
・ドタバタ展開過ぎて感情移入できない
というようなこともなく、シンプルにまとまった映画でありながら、先の展開が読めない面白さがあります。
超能力や魔法なども出てこず、もしかしたら現実に起きるかもしれないこと(毎日同じ日が繰り返されることを除いて)のみで構成されているため、主人公がどのような毎日を過ごしていくのかが逆に予想できないのです。
まだ観たことがない、という方
新年一発目の映画にいかがですか?
※以下、ネタバレ含みます
また、個人の解釈ですので、製作者の意図とは異なる捉え方をしているかもしれません。
ご了承の上、お進み下さい。
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この映画の中で注目したいのは、ビル・マーレイ演じるフィルが、毎日同じ日を繰り返す中で成長していくところです。
前日と同じ日を迎えることで、
動揺したり絶望したりしてしまう初期
不健康でいい加減な生活を送っても、結局はリセットされてしまうため、自暴自棄になったり、登場人物たちの情報を聞いて、都合の良いシチュエーションを作ったりしようとする中期
思いを寄せるリタに対してだけではなく、街の人々に対しても思いやりを持って接し、彼自身がスキルを身につけて別人のようになる後期
中期の時点で、フィルはリタの好みを何回も尋ねて、見かけ上は完璧な男を演出します。しかし、どうしてもリタを振り向かせることはできません。
フィルは悩みながらも、
周りの状況を変えるのではなく、自分自身が変わらなければいけないと気付き、努力するようになります。
そうして努力を重ねるうちに、フィルにとっては、リタと付き合うこと以上に、『今』を一生懸命に生きること、妥協せずに最良の選択をすることが、大切になっていったように思います。リタとの交際は、ゴールではなく、プロセスの中の1つのイベントのようなものだったのではないでしょうか。
最終的に、フィルは『明日』を取り戻し、大好きな街で、リタと暮らしていくことを決めました。
重苦しくなく、コメディ調で進んでいく本編ですが、段々とフィルがカッコよく見えていくところに、この映画の魅力が詰まっているように思います。
大好きな映画と言いつつ、5年以上観ていないと、忘れていたシーンも多いものです。
同じ日を繰り返すことはできませんが、フィルのように自分を変えようと努力することはできます。
継続は容易ではありませんが、自分自身を変えるために努力していきたい、と思わされました。
この熱が消える前に…何か頑張ってみましょうかね! まずはブログを笑
それでは、今日はこの辺で!
あ、映画レビューですが、採点とかはしませんよ!笑
ではまた!