【2】不協和音

こんばんは。

無人島です。

 

今年最後のブログなので、

『2019年を振り返って』や

『2019年に買ってよかったもの』などの

ありがちな記事で締めようと思ったのですが、そんなものはどこかに飛んで行きました。

 

NHK紅白歌合戦に出場した、

欅坂46『不協和音』のパフォーマンスに、衝撃を受けたからです。

この衝撃を忘れてしまう前に、どうしても言語化しておきたくなりました。

 

以前やっていたブログでも、欅坂46の大ファンだという話はしていましたが、まさか新ブログ2回目の投稿が欅坂に関する話になるとは笑

 

不協和音

不協和音

 

年末は歌番組出演ラッシュでした。録画ではなく生放送でのパフォーマンスも多いので、紅白歌合戦までにメンバーが消耗してしまうのではないか、心配していました。

 

不協和音は、2017年の紅白歌合戦以来、ライブや音楽番組でも封印され続けていて、今年9月の東京ドーム公演で1年9か月ぶりに披露された楽曲です。

 

振り付けの激しさはもちろんですが、歌詞や楽曲の世界観も、どこか重苦しく、全力でパフォーマンスをする欅坂のメンバーにとって心身の負担が大きい楽曲でもあります。

 

2017年の紅白での不協和音は、それまでにテレビで披露されたどのパフォーマンスよりも気迫があり、素晴らしいものでした。しかしその後、2回目の登場で内村さんとコラボパフォーマンスをした時、メンバー数名がパフォーマンス中に体調を崩してしまいました。

最高のパフォーマンスの余韻が残る中での思わぬアクシデント。その後の紅白の内容が全く頭に入ってこないくらい、メンバーが心配になりました。

 

当時、欅坂は、もう二度と紅白に出られないのではないかとさえ思ってしまったほどです。(今となっては、心配は杞憂でしたが)

 

2018年に、欅坂46が3年連続の紅白出演を決めた時は、ホッとしました。

怪我の影響で、平手友梨奈は欠場となりましたが、小林由依センターで『ガラスを割れ』をやり切りました。

(その時のことも書きたいくらいですが、絶対長くなってしまうのでここでは割愛します笑) 

 

そして2019年。シングルのリリースは、8thの『黒い羊』のみでしたが、紅白出演が決まっていました。

黒い羊

黒い羊

これまで出場した3回の紅白では、同年リリースの楽曲をパフォーマンスしていたので、そのままいけば今年の歌唱曲は黒い羊でした。

レコード大賞の優秀楽曲賞にもノミネートされていますし、紅白でも歌うのかなと思っていたのですが…

 

披露曲は、まさかの不協和音。

2年前のことがありながら、不協和音をもう一度披露するというのは、不安ではありましたが、それ以上に期待感がありました。

2期生が加入して新体制となった欅坂が、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。

心配ですが、確かめたかったのです。

 

 

 

…前置きがだいぶ長くなりましたね笑

 

 

紅白の放送が始まって、欅坂の出番がすぐではないと分かっていながらも、ずっとソワソワしながらテレビの前で待っていました。

 

紅白前半が終了し、ニュースが流れて、後半開始。Official髭男dismのパフォーマンスが終わり、いよいよ欅坂の出番!

 

MVでの衣装と、赤と青の配色が逆になった紅白仕様の新衣装で登場し、曲がスタート。

 

平手が起き上がり、拳を前に突き出す。

そして、力強い視線で、カメラを睨みつける。

この瞬間、今日は大丈夫だと確信しました。

 

歌唱パートは、2番からでした。

フルサイズ披露でない限り、2番の歌詞をテレビで聴く機会はほとんどありません。振り付けも、1番とは異なるので、ファンにとってはこれだけでも嬉しいサプライズでした。

 

サビ前に『僕は嫌だ』と叫んだのは、2期生の田村保乃。今日は、フロント(最前列)に3名の2期生(田村、松田里奈、森田ひかる)がおり、グループとしてのパワーアップや新鮮さを感じることができました。

 

サビでは、平手のキレッキレのダンスはもちろんなのですが、8人のメンバーが平手を囲みながら踊るのがめちゃくちゃカッコいいんです。

平手の後方で転倒した尾関梨香が、すぐに立ち上がっていたのも激アツでした。

 

複雑なフォーメーションダンスの後、素早く縦列を作ってパフォーマンスしたかと思えば、転調してラストサビ前のスローパートへ。

雨のような光の演出が、独特で良かったです。

2017年の紅白では、平手が振り付けとはいえ危険な倒れ方をして、それがマイクにも拾われていたので心配でしたが、今回は大丈夫そうでした。

 

そして、平手の僕は嫌だ。

これまでの、怒りや嫌悪を感じさせるような声ではなく、憂いや悲しみを含んだ声は、パフォーマンスの力強さとは真逆で、とても意外でした。

 

ラストサビでは、メンバー全員がゾーンに入ったように踊り狂いました。

イヤモニが外れるほどの激しさのまま、クライマックスへ。

 

 

本当に驚いたのは、この後でした。

『支配したいなら 僕を倒してから行けよ!』の部分で、平手がカメラ目線で笑みを浮かべたのです。

倒せるものなら倒してみろよ、と挑発するような、嘲るような表現は、彼女が18歳であることを忘れてしまうような、凄まじいものでした。

 

今年は、メンバーの卒業・休養、9thシングル発売延期など、メンバー・ファン双方にとって大変な一年でしたが、その全てがこの紅白のパフォーマンスに繋がっていたと思えば、良い1年だったのかなと思います。

 

 

興奮しすぎて長文になりましたが、そろそろ年が明けそうです。

ギリギリ間に合って良かった笑

 

 

それでは、皆様

良いお年をお迎えください!

 

 

ではまた!